占いに助けを求める人も一定数いるのですが、そのような人を餌にしたインチキ占い師が存在する事も確かです。そのような占い師に騙されないようにするために、どのような人が怪しいのか、という事をしっかりと見極めていきましょう。まずは、不安を過剰にあおるような占い師です。確かに、占いによってその人の不安要素が発見される事もありますし、不安要素をしっかりと診断してもらったほうが安心できます。しかし、悪霊や先祖に関係する事などを連ねて、相談者を過剰に不安にさせておいて、その事への対処法を全く伝授してくれない場合には、さらに相談をあおって料金をせしめようとするインチキである可能性が高いという事になります。また、提案を強制的に守らせようとしてくる占い師もかなり危険です。というのも、他人の人生を意のままに操りたいだけの占い師は、こうしなければ幸せになれない、などの脅し文句を上手に使って占いを信じさせようとしてくるからです。しかし、占いは飽く迄も、相談者に豊富な選択肢を与えるものであるべきですから、1つの考えに強制させようとしてくる占い師は、相談者のことを考えずに料金だけ取るような人である可能性が高いです。さらに、あからさまな高額料金を請求してくる占い師は、ほぼ確実にインチキです。確かに、占いにはある程度の料金が伴う事を覚悟しなければなりませんが、それでも相談内容に対して異常に高い料金を請求された場合には、単にお金が欲しいだけで、適当に占っているような占い師である可能性が非常に高いです。本当に相談者の人生に寄り添う覚悟のある占い師であれば、料金面からも合理性を求めるはずだからです。
✿最高の占い師と出会った私。
皆さんは、占いは信じますか?きっと信じていらっしゃる方もいれば、信じていない方もいらっしゃいますよね。私も最初は、占いなんて…と信じていない方の人間でした。しかしそんな私が占いを信じるようになったのは、ある占い師さんとの出会いがきっかけなんです。何年も前、当時私は憧れの会社に就職したばかりの新入社員でした。ずっと入りたいと思っていた会社に見事就職できたときは夢のようで、きっと毎日が幸せなんだろうなと夢を描いていました。しかし現実は違います。私が思っていたようなことは全然無くて、覚えることもたくさん、理不尽なことで説教を受けるのもたくさん、先輩からのいじめもありました。私はもう精神的に病んでいて、夜も眠れずもう辞めるしかないのかと悩んでいました。その日もたくさんのストレスを抱えたまま会社を出て、夜道を歩いていました。すると道端で声をかけてくる人がいたのです。その人はテレビやドラマでよく見る路上占い師の方でした。占ってみないか?というその人の声掛けに、普段の私なら無視して行ってしまうのですが、その時は藁にもすがる思いで、誰かに話を聞いてもらいたく、ふらふらとその人の元へと近づいてしまったのです。気付けば数時間私はその人に今までのことを話しました。憧れの会社に入ったのは現実と理想が全く違うこと、頭ではわかっているのに体が動いてくれないこと、逃げ出したくないのに限界を迎えそうなこと、全てを話しました。彼女はその間も私の話を黙って聞き、そして最後にスッと口を開きました。彼女は言ったのです。その職場はあなたを必ず高めてくれる、近い将来あたなが功績をあげ、その会社でとても頼りにされる人間になるのが見えてくる、と。正直今の自分からはそんな事信じられませんでした。しかし話を聞いてくださっただけでも気持ち的に安らいだので、その占い師の方にお礼を言い、私は家に帰りました。信じない、信じられないと思っていた占いを信じるようになったのは、それから程なくしてでした。大きなプロジェクトになぜか私が抜擢され、見事そのプロジェクトを成功させることができたのです。この成果が占いのおかげなのかわかりません。しかしあの占い師の方と出会ったから、私はここまでこれたのだとそう思います。あの日から私は、本当の占い師はいるんだと、心の中で強く思っています。