メール占いによる占い師というのは、他の占いに比べて数が多いものではありません。メールを使って占いを行うのにはさまざまな理由があります。文章として形が残るので、大切な内容として残してもらうために扱っていることもあります。メール占いの占い師の中には、通常の占い師の霊能力とは違い、霊を憑依をさせて自動書記のような内容を得意とする人もいます。メール占いの特徴は、口頭では伝えにくい内容を細かく伝えることも可能なこと。そのためデリケートな問題でも相談しやすくなっています。しかし相談しながら質問をするということはできないので、相談内容を送る時点で知りたいことや気になることを事細かに書いておくことが必要でしょう。メール占いは一般的な対面占いよりも認知されていないため、どこか三流の占い師が行う内容だと思われがちですが、決してそのようなものではありません。全身全霊で感じ取り、相談者の背後にいる守護霊や先祖の霊の重いを含め、知識をフル活動させながら最適な答えを導き出しています。そのためには、多少時間もかかる事もあり、口頭よりはメール占いの方が望ましい物でもあります。メール占いとは、作成するために時間がかかる物であり、本来ならば、口頭で行った方が占い師にとっては楽な物でもある物です。あえて、メールとして選んでいる占い師は、人に対する思いが強い物であり、その思いから相談者に優しく適切にアドバイスを授ける事ができると言えます。メール占いは、話す事が苦手な方にも最適であり、相談内容を書く事で考えがまとまりやすく、本当に求めたい答えを導いてもらえる物と言えます。不安がある場合、プロフィールなどが記載されていれば、得意分野を参考にする事もポイントの一つです。
✿占い師が状況勘案から良い方向へと導くメール占い
占い、と聞けば、私自身はもっぱら街角のブースや建物の中の少し奥に位置する場所で占い師によってなされるものだ、というイメージがありました。多くの人の一般イメージでも、多少の違いはあれそのようなものが想起されるということが多い、という実感があります。そんな中、私がメール占い、というジャンルの占いが存在するということを知ったのは友人からそれについて聞いた時でした。私たちはたまたまヨガ教室で知り合い、気が合って以来食事などもたびたびするような仲でしたが、たまたま話が占いの話にかかった時に、彼女がメール占いを知っているか、ということを私に聞いてきたのです。当時何にも知らなかった私は、思わず聞き返しました。すると、彼女自身もつい最近まではその存在や名前を知らなかったけれど、たまたま読んでいた雑誌で見かけて知るに至ったのだとのこと。彼女は、実は1年ほど前からそのメール占いを利用している、と続けました。何か悩み事でもあったのかということを私が聞くと、彼女は少し笑って、「悩み事と言って、そんなに大したことかと言われるとそうでもなかったのかもしれないけれど、でも当時の私自身にはとても重要な問題があった」と説明してくれました。彼女曰く、その問題は多少複雑な人間関係をはらんでいるがゆえに、あまり他人には相談しにくい問題だったそう。親などにはもちろん、周りの知人にもおおっぴらには言えない事柄だったがゆえ、誰にも相談できず一人で途方に暮れていたのだそうです。しかし、そんな状況の時に、彼女は雑誌で占い師によるメール占いの案内を見かけ、メールならプライベートな問題でも大丈夫だと相談の感覚でメールを送ってみたのです。すると、返ってきたのはより詳細な必要事項を問うていく内容のメールで、それらのデータを占い師が勘案して、最終には一つの指針と将来の方向性を記したメールが送られてきたのです。彼女は正直なところ、かなり驚いたそうです。なぜなら、それらに記されている事柄が、自分の身の回りの状況の要所要所を捉えたものだったからです。そのアドバイスや指針によって、彼女は状況を打開するすべを見出し、現在は悩み事もなく過ごしているとのこと。私も今まで全く知りませんでしたが、そうしたシステムがあること自体が驚きで、興味が湧くものでした。